指導方針

勉強が苦手な子、勉強が嫌いな子、今までたくさん見てきました。テストが毎回ボロボロで、どう勉強すればいいのかも判らない、ゆえに勉強しようという気になれない。 数式でも英文法でも、何がどうなってそういう答えになるのか、1人ではさっぱり判らなくなっているのだと思います。どうすべきか。実は簡単なことなのです。埋まっていない穴を1つ1つ埋めてゆく、それだけです。

未習得の穴がある状態、それは、レンガを積んでピラミッドを造る時に、下のほうの段で1つ2つ、場合によっては10個も20個も積まれていない抜けがある状態、そう言い換えてもいいでしょう。1段目で1つでも抜けていると、その上に2段目を積むことはできません。積まれていないパーツは、数学なら「分数」かもしれないし、英語なら「過去分詞」かもしれない。何が抜けているかはすぐに判ります。当塾では、抜けているレンガを1つ1つ積み直してゆきます。

より具体的なことについてもお話しておきましょう。日々の授業で何をするかですが、中学生の場合、最優先は学校から課される提出物です。提出物を出さないと内申に響きます。志望校を決める時、内申点が低いと受けられる高校が限られてきますし、内申点がギリギリだと入試本番で高得点を叩き出さなければならなくなる。加えて、定期テストは学校の問題集から出題されますから、提出物をきちんと終わらせることは定期テスト対策としても有効です。

提出物を終わらせた後は塾のテキストで復習します。学校の提出物と塾のテキストにかける時間的比率は4:6くらい。その両方で、判らないところがあればすぐに解説する、という授業スタイルです。定期テスト直前は実際の過去問を解いてみて総仕上げです。

小学生の場合は、算数・漢字などの学校の宿題を10分~20分ほどで終わらせて、そのあとの時間は「少し前にやった分野の復習」と「次の分野の予習」に当てます。6年生の後半では、方程式・基礎英文法など中学の範囲にも手を伸ばします。 

小学生でも中学生でも、繰り返し復習して基礎を固めると、その教科に対する苦手意識が消え、自分はこの教科が得意になった、と感じられるようになります。そうなればしめたもの。勉強に対する姿勢が変わってきて、成績も伸び、段々と「一人前」になってゆきます。そして高校入試というタイムリミットまでに、より高いピラミッドを築くことができるようになります。

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